受賞者プロフィール

食の新潟国際賞の理念

増大する飢餓人口や食に起因する健康不安など、世界の食の状況は深刻です。
食料生産や食品産業が盛んな新潟も、食をテーマに世界貢献しようと、食の新潟国際賞を設け、その実現に取り組んでいます。
国際賞は、世界各国から食分野で活躍する個人・団体の推薦を受け、食分野において「世界にとって普遍的な価値を持つこと」「人々の暮らしを救う業績であること」などを原則に選考を進め、「本賞」「佐野藤三郎特別賞」「21世紀希望賞」の3部門で第3回受賞者3名を選定しました。


顕彰(賞)の事業理念

「食の新潟」を世界の食の情報受発信の拠点とし、食の質と量を高め、事業活動を通して食文化を創造的に発展させ、人類の福祉と健康、平和に多大な貢献をもたらした業績を顕彰し、永続可能な社会の確立に寄与することを事業理念としています。

財団の組織理念

新潟県は日本有数の食の生産地であり、また新潟市は極めて高い水準の食料自給率を誇る田園政令市です。 「食の新潟」は、佐野藤三郎氏に代表される多くの先達の志と実践によって形成されましたが本財団は、先人の志を継承し、「食の新潟」をさらに世界に発信し国際賞の成果を高めるため運営活動を行います。

食と花の世界フォーラム2012動画配信はこちら

2012年10月16日(火)に朱鷺メッセで行われた
第二回「食の新潟国際賞」受賞者記念講演

フードフォーカスin にいがた コンパスセッション
「食による持続可能な社会とは」
をYouTubeにて視聴できます!



第3回表彰式・受賞記念講演会

日 時 平成26年10月29日(水) 14:30~17:00 入場無料
定 員 200名(先着順)事前申込優先
会 場 新潟コンベンションセンター 朱鷺メッセ 4F 「国際会議場」
配布用チラシ チラシダウンロードはこちら(PDF:916KB)
参加申込締切 2014年10月20日(月)




受賞者プロフィール
タイトル

本賞
坪井 達史氏(日本)
ウガンダ国立作物資源調査研究所 JICA稲作上級技術アドバイザー
 坪井氏は30年間に渡って、アジア・中東・アフリカの開発途上国において稲作技術の指導に携わってきた。前半はアジア各国において水稲を中心に稲作技術を指導した。その後コートジボワールを皮切りにアフリカの活動を行う中で、1990年代半ばに開発された陸稲(ネリカ)のポテンシャルに注目し、2004年以降、ウガンダにおいてネリカ振興のための試験研究や普及に取り組んでいる。氏の技術指導を通じて恩恵を受けたウガンダの農業関係者や農民は1万4千人以上に上る。 同氏は、アフリカにおける稲作の技術開発と普及を実践する世界的な第一人者であり、日本を含む国際社会がアフリカにおいて稲作振興に取り組むにあたり、今後も中核的な役割を果たしていくことが期待される。
1949年12月生まれ。(64歳)

タイトル

佐野藤三郎特別賞
C・L・ラクシュミパティ・ゴウダ氏(インド)
国際半乾燥熱帯作物研究所(ICRISAT) 副所長
 ゴウダ博士は過去37年間に亘って、高収量と抗立ち枯れ病や、抗オオバコ対策に重点を置きながら、ヒヨコマメの改良開発研究に携わってきた。
 博士と彼のチームは、進んだ品種系列を開発し、これを世界中の30カ国供給した。
この品種素材を基礎にして、10カ国の発展途上国の科学者たちが、68種類の高収穫品種を開発する事ができた。これらの品種の多くは農家の収入向上や国家のGDPに対して、目覚ましい貢献となった。
 ゴウダ博士はアジア13ヶ国が参加する「アジア穀物豆類アジアネットワーク(CLM)」のコーディネーターとして共通の目的である「アジア農民の生活を改善するために、それぞれが目指す作物の生産性と生産量の向上」に向かって各国研究者と連携しながら現在も積極的な活動を続けている。1949年6月インド生まれ。(65歳)

タイトル

21世紀希望賞
中井 博之氏(日本)
新潟大学農学部自然科学研究科 助教
 自然界には多種多様なオリゴ糖が存在しており、そのそれぞれが独自の機能性・利便性を有しているが、多様性に富むオリゴ糖のそれぞれの単一で低コスト大量調製が困難なため、現在産業的に利用可能なオリゴ糖はごくわずかである。
 中井博之氏は、ホスホリラーゼという自然界に存在する安全な生体触媒である糖質関連酵素を活用して、ヒトの健康保持増進に有益な機能性オリゴ糖のバリエーションを大幅に拡大(200種類以上)。さらにデンプンやセルロースなどの植物性バイオマスまたカニやエビなどの甲殻類の外骨格を形成するキチンなどの海洋性バイオマスを、高付加価値な機能性オリゴ糖に高収率変換する革新的な低コスト汎用製造技術の開発に成功した。
1977年10月生まれ。(36歳)





お問い合わせ

はがき、FAX、メールのいずれかで下記必要事項を明記して、下記までお申し込みください。
参加申込締切 2014年10月20日(月)※定員200名(先着順)

はがきの場合 送付先: 株式会社 アド・メディック
〒950-0916 新潟県新潟市中央区米山3丁目9-6
FAXの場合 FAX:025-247-8101
(チラシをダウンロードしご記入の上、送信してください。)
チラシダウンロードはこちら(PDF:916KB)
E-mailの場合 award@niigata-hatsu.com
(氏名/所属・役職/住所/TELをご記入ください)




お問い合わせ

お問い合わせ/第3回食の新潟国際賞 運営事務局 株式会社 アド・メディック

〒950-0916 新潟県新潟市中央区米山3丁目9-6
TEL:025-245-4087
award@niigata-hatsu.com

主催/食の新潟国際賞財団

〒951-8131 新潟県新潟市中央区白山浦1丁目425番地9 新潟市白山浦庁舎1号棟4階
TEL : 025-201-8901 / FAX : 025-201-8902

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